細行を矜まざれば終に大徳を累わす(読み)サイコウヲツツシマザレバツイニダイトクヲワズラワス

デジタル大辞泉 の解説

細行さいこうつつしまざればつい大徳だいとくわずらわす

《「書経」旅獒から》ちょっとした行いでも慎重にしないと、最後にはその人の徳に悪影響を及ぼす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

さいこう【細行】 を 矜(つつし)まざれば終(つい)に大徳(だいとく)を累(わずら)わす

(「書経‐旅獒」に「不細行、終累大徳、為山九仭、功虧一簣」とあるのによる) ちょっとした行ないを慎まないでいると、ついにはその人の大きな徳にまで悪い影響を及ぼす結果になる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android