置き迷ふ(読み)オキマヨウ

デジタル大辞泉 「置き迷ふ」の意味・読み・例文・類語

おき‐まよ・う〔‐まよふ〕【置き迷ふ】

[動ハ四]
露や霜などが置き乱れる。ひどくおりる。
「ひとり寝る山鳥の尾のしだり尾に霜―・ふ床の月影」〈新古今・秋下〉
露や霜が置いたのかと見誤る。
「霜を待つまがきの菊の宵のまに―・ふ色は山のはの月」〈新古今・秋下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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