置縁(読み)おきえん

精選版 日本国語大辞典 「置縁」の意味・読み・例文・類語

おき‐えん【置縁】

〘名〙 臨時に置いた縁台
※長祿二年以来申次記(1509)「松御庭南よりの御縁公武共に伺公也。其外置縁をせられ候て、御供衆申次衆同伺公在之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の置縁の言及

【縁台】より

…関東地方では縁台とよぶが,関西では床几(しようぎ)という。室町時代に出現したようで,当時は置縁(おきえん)とよんでいる。江戸時代初めには京都などで早くも竹床几の既製品が売られている。…

※「置縁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android