臨時(読み)リンジ

デジタル大辞泉 「臨時」の意味・読み・例文・類語

りん‐じ【臨時】

あらかじめ定めた時でなく、その時々の事情に応じて行うこと。「臨時総会を開く」「臨時番組」「臨時休業」
一時的であること。その期間だけであること。「臨時に作業員を雇う」
[類語]随時不時不定期折に触れて当座時には時として往往たまたまたまさか時時ときどき時折折折時たま間間折節散発間欠周期的とかく時にたまややもすればともすると得てしてなにかにつけ何かと言えば

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精選版 日本国語大辞典 「臨時」の意味・読み・例文・類語

りん‐じ【臨時】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その時その時の状況に応ずること。定まった時でないこと。不定時。
    1. [初出の実例]「国司勘量所湏多少。臨時斟酌」(出典令義解(718)戸)
    2. 「りんじにも、さまざまたふとき事どもをせさせ給などして」(出典:源氏物語(1001‐14頃)賢木)
    3. [その他の文献]〔魏志‐董昭伝〕
  3. 一時的なこと。その場限りのこと。
    1. [初出の実例]「万の物を心に任せて作り出だすも、りむじのもてあそび物の」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

りゅう‐じリウ‥【臨時】

  1. 〘 名詞 〙りんじ(臨時)」の撥音「ん」を「う」と表記した語。

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普及版 字通 「臨時」の読み・字形・画数・意味

【臨時】りんじ

一時のこと。

字通「臨」の項目を見る

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