デジタル大辞泉
「設弦」の意味・読み・例文・類語
うさ‐ゆづる【▽設▽弦】
弓の予備の弦。
「―絶えば継がむに並べてもがも」〈仁徳紀・歌謡〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
うさ‐ゆづる【設弦】
〘名〙 弓の弦が切れたときに備えて、あらかじめ用意しておく弦。おさゆづる。
替弦(かえゆづる)。
副弦(そえゆづる)。もうけづる。
※
古事記(712)中「設
(ま)けたる弦〈一の名を宇佐由豆留
(ウサユヅル)と云ふ〉を採り出で、更に張りて追ひ撃ちき」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報