予備(読み)ヨビ

デジタル大辞泉 「予備」の意味・読み・例文・類語

よ‐び【予備/預備】

必要なときのために、前もって用意しておくこと。また、そのもの。「―に少し余分に買っておく」「―のタイヤ
犯罪意思をもった者が、その実行に着手する直前までにする準備行為。内乱殺人強盗放火など、特に重大な犯罪については処罰される。
[類語]完備常備兼備備える備え付けるしつらえる設ける設備設置装備装置施設

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「予備」の読み・字形・画数・意味

【予備】よび

事前に備える。〔三国志、蜀、統伝〕統復(ま)た(劉備に)きて曰く、陰(ひそ)かに兵をび、晝夜にね、逕(ただ)ちにはば、(劉)に武ならず、素(もと)より豫備無し。大軍卒(には)かに至らば、一擧して(すなは)ち定まらんと。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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