這ひ入り(読み)ハイイリ

デジタル大辞泉 「這ひ入り」の意味・読み・例文・類語

はい‐いり〔はひ‐〕【×這ひ入り】

這って中にはいること。
「ともし火の消えて、―に暗ければ」〈かげろふ・下〉
門の入り口。はいり口。
「妹が家の―に立てる青柳に今やなくらむ鶯の声」〈後撰・春上〉

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