精選版 日本国語大辞典 「入り口」の意味・読み・例文・類語 はいり‐ぐちはひり‥【入口・這入口】 〘 名詞 〙 ( 「はいりくち」とも )① はいるために設けた空間。いりぐち。門や家の出入り口。はいり。[初出の実例]「簾して涼しや宿のはいりぐち〈荷兮〉」(出典:俳諧・曠野(1689)三)② 物事のしはじめ。端緒。[初出の実例]「宗教に這入らうと思って這入口(ハイリクチ)が分らないで困ってゐる人のやうにも解釈して見ました」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石〉塵労) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例