露の世(読み)ツユノヨ

デジタル大辞泉 「露の世」の意味・読み・例文・類語

つゆ‐の‐よ【露の世】

消えやすい露のように、はかないこの世。
「ややもせば消えを争ふ―におくれ先立つ程へずもがな」〈御法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「露の世」の意味・読み・例文・類語

つゆ【露】 の 世(よ)

露の消えやすいようにはかないこの世。無常の世の中。
※一条摂政集(961‐992頃)「あくるまもひさしてふなるつゆのよにかりの心もしらじとぞ思ふ」

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