露の間（読み）ツユノマ

デジタル大辞泉「露の間」の意味・読み・例文・類語

露がおいてから消えるまでの間。転じて、ちょっとの間。
「ぬれてほす山路の菊の―にいつか千歳ちとせを我は経にけむ」〈古今・秋下〉

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露が結ばれてから消えてしまうまでの間。転じて、わずかのあいだ。

※古今（905‐914）秋下・二七三「ぬれてほす山ぢの菊の露のまに早晩(いつか)ちとせを我はへにけん〈素性〉」

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