コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

『ライラの冒険』 らいらのぼうけん

1件 の用語解説(『ライラの冒険』の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

『ライラの冒険』

イギリスの作家、フィリップ・プルマン(Philip Pullman)による、3部作の冒険ファンタジーで、原題はHis Dark Materials。物語は、オックスフォード大学ジョーダン学寮に住む、12歳の少女ライラが、周囲で連続して行方不明になった子供たちの行方を追い、真実を示す真理計(アレシオメーター)を手に、パンタライモン(自分の分身である動物)とともに冒険するもの。第1作『黄金の羅針盤』(The Golden Compass)は1995年カーネギーメダルを受賞し、2007年には、過去のカーネギー・メダル受賞作のなかで最高傑作の選定で1位となり、「カーネギー・オブ・カーネギーズ」(Carnegie of Carnegies)にも輝いている。しかし、文学として高い評価を得ている反面、偽の神の登場や、神や天国への反乱が描かれていることから、キリスト教団体から激しい批判を受けている。また、第1部を映画化した『ライラの冒険:黄金の羅針盤』(クリス・ワイツ監督、米国、07年)に対しても、キリスト教団体からボイコットが呼びかけられている。

(岩井洋 関西国際大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

『ライラの冒険』の関連キーワードフィリップフィリップスイギリスビルマ戦争聖フィリップ大聖堂偽リップルマーク風成リップルマーク複合リップルリップル層理─フィリック

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone