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分身 ぶんしんdouble; Doppelgänger

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

分身
ぶんしん
double; Doppelgänger

自分自身の姿が外界に見える幻覚。自己像幻視 autoscopyともいう。等身大あるいは縮小形で現れ,短時間で消えるが,実在感は確実に残るという。哲学・心理学者 K.ヤスパースは,これを意識の病態としてとらえた。精神病などの症状として現れるほか,ゲーテ『詩と真実』,ドストエフスキー『分身』などにみられるように,文豪の作品にも自己体験として描かれている。二重人格は女性に多く,分身は男性に多く起る。

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デジタル大辞泉の解説

ぶん‐しん【分身】

《古くは「ふんじん」とも》
一つの本体が二つ以上に分かれること。また、その分かれて生じた身。「息子に自分の分身を見出す」
仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救うために、仮の姿でこの世に現れること。また、その姿。観音の三十三身など。化身

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デジタル大辞泉プラスの解説

分身

東野圭吾の長編サスペンス小説。1993年刊行。

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大辞林 第三版の解説

ぶんしん【分身】

( 名 ) スル
〔古くは「ふんじん」とも〕
一つの身体や、一つのものが、二つ以上に分かれること。また、その分かれ出たもの。 「主人公は作者の-だ」 「我国の神仏は…幾柱にも-して/当世書生気質 逍遥
〘仏〙 仏や菩薩が衆生しゆじようを教化するために慈悲によって種々の姿をとって出現すること。また、その姿。化身。

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世界大百科事典内の分身の言及

【ドッペルゲンガー】より

…ある人と瓜二つの人のこと。ドイツ語圏の〈ドッペルゲンガー(二重身)〉のほか,英米圏では〈ダブルdouble〉,中国では〈離魂〉または〈離魂病〉,日本では〈分身〉〈影法師〉〈影の病〉〈影の煩い〉などの名で,神話,伝説,迷信などに古くから登場し,霊魂が肉体から分離して有形化したものとか,二重身の出現はその人物の死の前兆などと信じられた。たとえば,中国には次のような話がある。…

※「分身」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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