羅針盤(読み)ラシンバン

百科事典マイペディアの解説

羅針盤【らしんばん】

羅針儀,コンパスとも。船や航空機などで方位を知るのに用いられる器具。磁針が地磁気の方向を指示することを利用した磁気コンパスと,高速回転しているこまの力学的性質を利用して,こまの回転軸が子午線方向を指示するようにしたジャイロコンパス(転輪羅針儀ともいう)がある。磁気コンパスはおそくとも11世紀末には中国の船に装備されており,それがヨーロッパに伝わって改良され,大航海時代の幕を開く重要な航海計器となった。
→関連項目コンパス推測航法

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

らしんばん【羅針盤】

宮崎の芋焼酎。仕込み、貯蔵ともに甕を使用。白麹で仕込み、常圧蒸留で造った熟成原酒。原料はジョイホワイト、米麹。アルコール度数36%。蔵元の「古澤醸造」は明治25年(1892)創業。県内で唯一土蔵の仕込み蔵をもつ。所在地は日南市大堂津。

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世界大百科事典 第2版の解説

らしんばん【羅針盤 compass】

羅針儀,コンパスとも呼ばれる。船や航空機などで方位を測定するために用いられる器具で,原理から,磁石指極性を利用して方位を知る磁気コンパスと,高速で回転するこまの運動を利用するジャイロコンパスに分けられる。磁石の指極性を最初に発見したのは中国で,おそくとも11世紀末には貿易船に備えられていた。当時の羅針盤は,円盤の周囲に24方位を刻み,中央の円形のくぼみに水をたたえ,そこに適当に装置した磁針を浮かべたもので,一般に湿式羅針盤と呼ばれる。

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大辞林 第三版の解説

らしんばん【羅針盤】

磁石を用いて方角を知る計器。船や飛行機などで用いる。羅針儀。羅盤。コンパス。

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精選版 日本国語大辞典の解説

らしん‐ばん【羅針盤】

〘名〙
① 航海などに際し、方位を知るための装置。軽い円板の周を三十二等分して方位を記したものを磁針の上に張り、これを船体の動揺にかかわらず、常に水平の位置を保つように装置した器内に支えたもの。通常、船の進む方向と一致した向きに標針を出しておき、これに対する円板上の方位によって船の進む方位を知る。羅針儀。羅盤儀。羅盤。コンパス。
※颶風新話(航海夜話)(1857)初「尋常の舶用羅針盤の上に」
② (比喩的に) 進むべき道を示すもの。
※疑問と空想(1934)〈寺田寅彦〉一「鳥は夜盲であり羅針盤をもってゐないとすると、暗い谷間を飛行するのは非常に危険である」

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