アラコシア(その他表記)Arachosia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アラコシア」の意味・わかりやすい解説

アラコシア
Arachosia

現在のアフガニスタン南部のカンダハール地方に古代ギリシア人があてた呼称古代ペルシア語でハラフバティ Harahuvati (サンスクリット語のサラスバティ Sarasvati,すなわち「河川に恵まれた」の意) と呼ばれたヘルマンド川上流域の肥沃なこの地には,早くからインド・イラン語族が定着アケメネス朝期にはサトラピーが設置され,同朝の東方経営の一つの拠点であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアラコシアの言及

【カンダハール】より

…住民の大部分はパシュトゥーンで,用語はパシュトゥー語である。東はパキスタンのクエッタ,北はカーブル,西はヘラートへ,いずれも天然の障害なく通ずる古代以来の交通の要地で,前4世紀にすでに,ギリシア名アラコシアArachōsiaで知られている。商業が盛んで,国際空港もある。…

※「アラコシア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む