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定着 テイチャク

4件 の用語解説(定着の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

てい‐ちゃく【定着】

[名](スル)
ある場所や位置に、ぴったりとつくこと。一定の所に落ち着くこと。「従業員が定着しない」
しっかりと根づくこと。人々の間に浸透し、なじむこと。「ファーストフードが定着する」
写真で、現像した画像を安定させるための処理をすること。フィルム印画紙の未感光部分の感光剤を薬品で除去し、再び感光するのを防止する。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

定着【ていちゃく】

露光済みの感光材料現像したのち,還元されずに残っている未感光部分のハロゲン化銀定着液で処理して溶解除去する過程。定着することにより感光性はなくなり画像が安定化される。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典 第2版の解説

ていちゃく【定着 fixing】

撮影済みの感光材料を現像した後,感光層中の残存感光物質を除去して画像を安定にする処理のこと。一般の写真,映画で使用するフィルムは黒白写真,カラー写真ともに感光物質としてハロゲン化銀を用いている。カメラ撮影によって露光されたフィルムは還元性有機化合物を含む現像液で現像し,感光したハロゲン化銀を銀に還元して画像を作る。現像を終わったフィルムの感光層には銀の画像,カラー写真の場合は銀と色素の画像が作られ,感光しなかったハロゲン化銀もそのまま含まれている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ていちゃく【定着】

( 名 ) スル
ある物・場所などにしっかりついて離れないこと。ある場・地位などに落ち着くこと。 「土地に-して暮らす」
新しい文化現象・学説などが当たり前のものとして社会的に認められるようになること。 「週休二日制が-する」
写真で、現像したフィルム・印画紙が再び感光しないように薬品で処理すること。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の定着の言及

【写真】より

…この発明は政府から年金を受ける約束で,39年8月19日にフランス学士院における科学アカデミーと美術アカデミーの合同会議の席上で公表され,この日をもって写真誕生の日とされている。ダゲールは,感光板を現像したのちチオ硫酸ナトリウム水溶液で処理して未感光ヨウ化銀を除去すると画像が変色せずに保存できること,すなわち定着されることも見いだした。ダゲールの方法は,ダゲレオタイプdaguerreo typeと呼ばれ,撮影,現像,定着という今日の写真のプロセスをすべて織り込んでいる写真の原型である。…

※「定着」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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