インチョワン特別市(読み)インチョワン(その他表記)Yinchuan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インチョワン特別市」の意味・わかりやすい解説

インチョワン(銀川)〔特別市〕
インチョワン
Yinchuan

中国西北地方,ニンシヤ (寧夏) ホイ (回) 族自治区の行政中心地。3つの市区とヨンニン (永寧) ,ホーラン (賀蘭) の2県から成る。ホワン (黄) 河中流部,ニンシヤ平原北部の肥沃なインウー (銀呉) 平原の中部を占める。市街地はタンライ (唐徠) 渠のほとりにあり,パオラン (包蘭) 鉄道が通る。秦,漢以来の要地で,宋代には西夏の国都であった。明,清の代に寧夏府の治所がおかれたため「寧夏」と呼ばれていたが,1945年現在名となった。人口 84万 869,うち市区人口 50万 2080 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む