…中心部に分子量20万の1本鎖の核酸(RNA)をもち,その回りに分子量1万8000の外被タンパク質がおよそ2000個取り巻いている。 タバコモザイクウイルスは,ウイルス学の歴史上重要な研究対象であった。タバコモザイク病は,タバコの葉の表面に緑色の斑が現れ,葉の形がいびつになる病気として,古くから知られていたが,ながらく原因不明であった。…
※「ウイルス学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...