ウルトラミクロトーム(その他表記)〈ドイツ〉Ultramikrotom

デジタル大辞泉 「ウルトラミクロトーム」の意味・読み・例文・類語

ウルトラミクロトーム(〈ドイツ〉Ultramikrotom)

透過型電子顕微鏡で観察する試料を作製するミクロトームダイヤモンドナイフを用いて、試料の超薄切片の厚さをおおむね100ナノメートル以下にすることができる。ウルトラマイクロトーム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のウルトラミクロトームの言及

【電子顕微鏡】より

…【松尾 達也】
[生物学への影響]
 生物試料の場合,電子線をよく透過するだけの薄い試料(超薄切片)を作る技術が大きな問題であった。1950年代に入って,これらの課題はウルトラミクロトームと合成樹脂の導入によって解決された。それに伴い,ミトコンドリアのクリスタ構造(1952),ゴルジ体の層板構造(1953),小胞体(1953),リボソーム(1953),葉緑体のティラコイド(1955),リソソーム(1956),シナプトネマル・コンプレクス(1958),微小管(1963)などの重要な発見が相次いだ。…

※「ウルトラミクロトーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む