岩石学辞典 「エイエフエム図」の解説 エイエフエム図 岩石の化学成分と鉱物組成の関係を調べるために,岩石の主成分であるSiO2以外の化学成分の比率で表した三角図であるが,AをAl2O3とする場合とalkaliとする場合がある.FはFeOを,MはMgOを意味する.(1) ソレアイト系列と非ソレアイト系列の岩石を扱う場合には,A=(Na2O+K2O)を,F=(FeO+Fe2O3),M=MgOの三成分系で表す図がよく用いられる.(2) 泥質変成岩に用いる場合には,A=(Al2O3)─(FeO)─(MgO)の図が用いられる[Thompson : 1957]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報