エウブリデス(その他表記)Eubulidēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エウブリデス」の意味・わかりやすい解説

エウブリデス
Eubulidēs

前4世紀頃のギリシア哲学者小ソクラテス学派メガラ派に属す。陥穽推理の発見者として有名。デモステネスの師であったと伝えられる。

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世界大百科事典(旧版)内のエウブリデスの言及

【メガラ学派】より

…数学を重んじ,弁証法,論理学の発達に貢献した。特に弁論に長じていたので,この派の人々は〈弁証家〉〈争論家〉と呼ばれ,エウブリデスEuboulidēs,ディオドロス・クロノスDiodōros Kronos,スティルポンStilpōnといった哲学者の名が知られている。ストア学派はこの学派から理論的支柱を得ている。…

※「エウブリデス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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