エジプト油ガス田群(読み)エジプトゆガスでんぐん

最新 地学事典 「エジプト油ガス田群」の解説

エジプトゆガスでんぐん
エジプト油ガス田群

Egyptian oil and gas fields

エジプトに存在する油ガス田の総称。1909年スエズ湾西岸陸上のGemsa油田発見に始まる。スエズ湾地域とナイル川西方に広がる西部砂漠(Western Desert)に油田が,ナイルデルタ沖合地中海域にガス田が分布。エジプト全域では,2020年は原油日産8.9万kL,ガス日産1.6億m。スエズ湾堆積盆地は古生代に始まり,漸新世からリフト型の地溝が形成され,中新世までに傾斜した断層ブロックが発達。同堆積盆地のMorgan(埋蔵量2.4億kL)・Ramadan(0.9億kL)・Belayim(1.9億kL)・July(1.1億kL)各油田は石炭~白亜系のNubia砂岩や中新統砂岩を貯留層とする断層トラップ。西部砂漠堆積盆地の油層は古生界砕屑岩と中生界炭酸塩岩。主な油田はEl Alamein(0.13億kL)・Meleiha(0.13億kL)で背斜トラップ。2015年に地中海大水深域でエジプト最大のZohrガス田(5,700億m)を発見,2018年より生産開始。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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