エペリゾン塩酸塩(読み)エペリゾンエンサンエン

化学辞典 第2版 「エペリゾン塩酸塩」の解説

エペリゾン塩酸塩
エペリゾンエンサンエン
eperisone hydrochloride

3-piperidinopropan-1-one hydrochloride.C17H25NO・HCl(295.85).エチル(4-エチルフェニル)ケトン,パラホルムアルデヒド,ピペリジンのマンニッヒ反応で合成される.白色の結晶性粉末.分解点約167 ℃.水,メタノール,氷酢酸に易溶,エーテルに不溶.中枢神経性筋肉弛緩剤として用いられる.LD50 1300 mg/kg(ラット経口).[CAS 56839-43-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android