エマルジョンナンバー(読み)えまるしよんなんはあ,えまるじょんなんばー

カメラマン写真用語辞典 「エマルジョンナンバー」の解説

エマルジョンナンバー

 フィルムの外箱には製造したときのロットごとに識別番号が付けられている。これがエマルジョンナンバーで、乳剤番号、または略して「乳番」などとも言う。現在のフィルムではロットが違っていても、現像時のばらつきはほとんどなくなり、エマルジョンナンバーを気にするカメラマンは少ない。しかし、以前のカラーリバーサルフィルムでは、エマルジョンナンバーによって、色再現性や実効感度の違いがあったため、エマルジョンナンバーをチェックするのはプロカメラマンの大事な注意事項だった。そして、必要であれば気に入ったエマルジョンナンバーのものをまとめ買いすることもあった。また、エマルジョンナンバーの違いで、色補正CC=color compensating)フィルターの補正値がちがっていたので、これも注意する必要があった。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む