エマルジョンナンバー(読み)えまるしよんなんはあ,えまるじょんなんばー

カメラマン写真用語辞典 「エマルジョンナンバー」の解説

エマルジョンナンバー

 フィルムの外箱には製造したときのロットごとに識別番号が付けられている。これがエマルジョンナンバーで、乳剤番号、または略して「乳番」などとも言う。現在のフィルムではロットが違っていても、現像時のばらつきはほとんどなくなり、エマルジョンナンバーを気にするカメラマンは少ない。しかし、以前のカラーリバーサルフィルムでは、エマルジョンナンバーによって、色再現性や実効感度の違いがあったため、エマルジョンナンバーをチェックするのはプロカメラマンの大事な注意事項だった。そして、必要であれば気に入ったエマルジョンナンバーのものをまとめ買いすることもあった。また、エマルジョンナンバーの違いで、色補正CC=color compensating)フィルターの補正値がちがっていたので、これも注意する必要があった。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む