ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルブンドク油田」の意味・わかりやすい解説 エルブンドク油田エルブンドクゆでんEl Bunduq oil field アラブ首長国連邦とカタール国境海域に位置する油田。日本の合同石油開発とブリティシュ・ペトロリアム(→BP)が共同開発した。確認埋蔵量約 6000万バーレル(1バーレルは約 159l)。1965年ブリティシュ・ペトロリアムとフランセーズ・デ・ペトロールの合弁会社であるアブダビ・マリン・エアリア ADMAが発見したが,二つの国にまたがっているため 1969年の国境協定成立まで開発することができなかった。ADMAは別会社ブンドクを設立して開発を進めることになり,1970年12月に合同石油がこれに参加した。1975年11月生産開始,1977年には 1日 2万バーレルを生産した。原油の性状は API度 40度,硫黄分 1.0重量%。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by