カム装置(読み)カムそうち(その他表記)cam mechanism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カム装置」の意味・わかりやすい解説

カム装置
カムそうち
cam mechanism

機械の駆動部分 (原動節,主動節) に特殊な輪郭曲線または溝をもった部品 (カムという) をつけ,これを回転,揺動,往復直線運動させることによって,これと接触する従動部分 (従動節,被動節) に周期的な運動を行わせる装置。簡単な構造で複雑な運動が比較的容易に得られるので,各種の自動機械に広く利用される。カムには,従動節の運動とカムの輪郭曲線が一平面内にある平面カム (板カム,正面カム,直動カム,反対カム〈従動節をカムとするもの〉など) と,一平面内にない立体カム (円柱カム,円錐カム,球形カム,端面カムなど) とがある。カムのうちで,従動節にばねや重力作用を与えなくとも確実に動作するものを確動カムという。

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