クチキレツノガイ(読み)くちきれつのがい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クチキレツノガイ」の意味・わかりやすい解説

クチキレツノガイ
くちきれつのがい / 口切角貝
[学] Siphonodentalium isaotakii

軟体動物門掘足綱クチキレツノガイ科のツノガイ。北海道南部から九州までの内湾で水深10メートル前後の泥底にすむ。殻長10ミリメートル、殻口径3ミリメートル、殻は白色半透明の弓状に曲がる管状で、殻口のほうへ太くなり、殻口でふたたび狭まる。殻頂に3対の切れ込みがある。

[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android