コマチガニ(読み)こまちがに

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コマチガニ」の意味・わかりやすい解説

コマチガニ
こまちがに
[学] Harrovia elegans

節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目ヒシガニ科に属するカニ。潮間帯から浅海岩礁に生息するコマチ類(ウミシダ類)の根元の部分についている。東京湾から九州沿岸まで各地に少なくないが、海外では原記載地のメルギー諸島から知られているのみである。甲幅1.5センチメートルほどで、甲は横にやや広い六角形。甲の前側縁はほとんど癒合した2葉と鋭い2歯からなっている。別属ではあるが、外形がよく似ているミツハコマチガニCeratocarcinus trilobatus生態はコマチガニに似ており、甲の前側縁が癒合した3葉と鋭い1歯からなっている。

[武田正倫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む