コマンチ層群(読み)コマンチそうぐん

最新 地学事典 「コマンチ層群」の解説

コマンチそうぐん
コマンチ層群

Comanche Group

米国のメキシコ湾岸地域の下部白亜系上部~上部白亜系最下部。上部白亜系Gulf層群に不整合に覆われる。下位から,Trinity, Fredericksburg, Washita層に区分。Trinity層(層厚200~750m)は砂岩礫岩・石灰岩からなり,Dufrenoyiaを含みAptian上部。Fredericksburg層(100m)はTrinity層を不整合に覆い,主に石灰岩で粘土層を伴い,Oxytropidoceras, Dipolocerasなどのアンモナイトを産しAlbian中部。Washita層(70~150m)は石灰岩からなり,粘土層・泥灰岩を伴い,Eopachydiscus, Pleisoturrilites, Graysonitesなどのアンモナイトを含みAlbian上部~Cenomanian下部。白亜紀中ごろの北米の岩相層序区分の標準であるComanchean(Series)を代表する地層。石油の母岩をなす。

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