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礫岩 れきがん conglomerate

翻訳|conglomerate

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

礫岩
れきがん
conglomerate

が膠質物によって固結した岩石。角礫だけの礫岩は角礫岩として区別することがある。礫の粒度,礫種,円磨度などによって堆積状況を判断するのに用いられる。礫の最大粒径から運搬した最大の流速が推定され,礫種には礫が由来した後背地の岩質が反映する。

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デジタル大辞泉の解説

れき‐がん【×礫岩】

堆積(たいせき)岩の一。が粘土・砂などによりくっつき、固結した岩石。

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岩石学辞典の解説

礫岩

conglomerate: 円味を帯びた,あるいはかなり円くなった破片からなる粗粒の砕屑岩で,同種の礫の固まったもの.これらの礫はpebble(直径2~64mm),cobble(64~256mm),boulder(256mm以上)という.大きな破片は砂程度まで粒度が変化する鉱物粒子で結合される.礫岩はこれら粒子の大きさ,組成,産状などで記載される[Lyell : 1835, Pettijohn : 1975].細かいpebble(直径2~4mm)のものを細礫(granule)と呼ぶ.
rudite: 礫岩,礫,角礫岩などの粗粒の堆積岩.ruditeは礫の破片の組成によって,calcirudie, siliciruditeなどと分類されたらしい[Grabau : 1904, 1905].礫岩(conglomerate)[東京地学協会 : 1916].

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大辞林 第三版の解説

れきがん【礫岩】

堆積岩の一。礫が砂質・泥質・石灰質などの基質によってくっつき、固められてできた岩石。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

礫岩
れきがん
conglomerate

堆積(たいせき)岩の一種で、礫を主要な構成物とする粗粒な砕屑(さいせつ)岩。粒径が2ミリメートル以上の砕屑物を礫とよび、礫の大きさから細礫岩(2~4ミリメートル)、中礫岩(4~64ミリメートル)、大礫岩(64~256ミリメートル)、巨礫岩(256ミリメートル以上)に分けられるが、礫と礫のすきまは砂あるいは砂泥で埋められていることが多い。また礫の形から、円磨されて丸みを帯びた礫を主とするものは円礫岩、円磨されず角張った礫からなるものは角礫岩とよばれる。
 礫岩は氷河による侵食、崖(がけ)崩れ、火山噴火などに伴っても形成されるが、普通は、陸域の山地における隆起・侵食に伴って形成され、陸域およびその周辺海域を特徴づける堆積岩である。そのため、礫岩にはいろいろな種類の岩石の礫が含まれていることが多く、そのことから、礫を供給した後背地の地質を推定することができる。このようなものを多元礫岩というが、まれに一種類の岩石の礫だけからなるものもあり、それは単元礫岩といわれる。礫岩は各地質時代の地層中にみられ、地層内で占める位置から、海進の際に一連の地層の基底にできる基底礫岩、海退の際に一連の地層の最上位にできる頂上礫岩、一連の地層の中に挟まれる層内礫岩などが区別されている。礫岩の分布、地層内での位置、礫の形や種類などは堆積時の環境条件を知る手掛りとなるが、地下深部で形成された深成岩や変成岩がいつ地表に露出したかも礫岩から推定することができる。礫岩が変成作用を受けても、もとの礫岩としての組織・構造が保存されていることがある。そのようなものは礫質片岩とよばれ、礫は変形して偏平に引き伸ばされている。[斎藤靖二]

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