さりとても

精選版 日本国語大辞典 「さりとても」の意味・読み・例文・類語

さりとて も

そうであっても。それにしても。
源氏(1001‐14頃)早蕨「いみじく心細ければ歎かれ給ふこと尽きせぬを、さりとても又せめて心ごはくたへこもりてもたけかるまじく」
※天草本平家(1592)四「ヲツカイ イソイデ クダラウズル ヨシヲ マウセバ、saritotemo(サリトテモ) シバシ ヲンヘンジノ アラウズルゾト アッテ」

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