サン・フルール(読み)さんふるーる(その他表記)Saint-Flour

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サン・フルール」の意味・わかりやすい解説

サン・フルール
さんふるーる
Saint-Flour

フランス中南部、カンタル県の副県都。商業的中心地。カンタル山地の東、高度881メートルのサン・フルール溶岩台地の頂にある。人口6625(1999)。15世紀起源の町で、玄武岩造りのサン・ピエール・エ・サン・フルール寺院、14~15世紀のノートルダム教会がある。町並みに中世の姿をとどめている。

[大嶽幸彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android