サーマルヘッド

化学辞典 第2版 「サーマルヘッド」の解説

サーマルヘッド
サーマルヘッド
thermal head

感熱記録システムで用いられる発熱素子.画像情報にもとづいてパルス的な熱を発生し,接触している記録材料に熱を直接伝える.数百dpi(dots per inch)の微小発熱体(電気抵抗)が一列に並んだ構造をしており,数ミリ秒程度の通電で発熱する.一般には,発熱体への電圧印加時間をかえることによって発熱量を制御する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のサーマルヘッドの言及

【入出力装置】より

…感熱プリンターthermal printer高温になると発色する感熱紙に熱で文字を書くプリンター。ドット単位で紙を加熱する素子をマトリックス状に並べたサーマルヘッドを用紙に密着させて印刷する。特殊な用紙を必要とするが小型低価格なので,1980年ころに普及した。…

※「サーマルヘッド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android