しどもなし(読み)シドモナシ

デジタル大辞泉 「しどもなし」の意味・読み・例文・類語

しどもな・し[成句]

だらしない。
「髪はいつ櫛の歯を入れしや、―・く乱れしを」〈浮・五人女・三〉
幼くてたどたどしい。他愛ない。
「かの玉章たまづさを見れば…、―・く、さはありながらと」〈浮・一代男・一〉

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