しなだゆう

精選版 日本国語大辞典 「しなだゆう」の意味・読み・例文・類語

しなだゆうしなだゆふ

  1. 「ささなみ路」にかかる。語義および、かかり方未詳。
    1. [初出の実例]「鳰鳥(みほどり)の 潜(かづ)き息づき 志那陀由布(シナダユフ) 楽浪道(ささなみぢ)を すくすくと 我がいませばや」(出典古事記(712)中・歌謡)

しなだゆうの補助注記

諸説ある。( 1 )「しな」は坂、「たゆふ」は、行きなずむ意で、坂道で早く行き進めないの意とする説。( 2 )「しなだ」は、段々になっている田で、その田が連続するの意とする説など。( 3 )「ささなみ路」は琵琶湖沿岸の道の名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 鳰鳥 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む