シャルトルーズ修道院(読み)しゃるとるーずしゅうどういん(その他表記)Monastère de la Chartreuse

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シャルトルーズ修道院」の意味・わかりやすい解説

シャルトルーズ修道院
しゃるとるーずしゅうどういん
Monastère de la Chartreuse

フランスのグルノーブル北東のジュラ山中ドフィーネにあり、大シャルトルーズLa Grande Chartreuseともよばれる。隠修士的修道会カルトゥジオ会の母修院として1084年聖ブルーノBruno(1030?―1101)によって開かれた。その後しばしば火災にあい、またフランス革命などで二度国家に没収されたが、現在は会に返還されている。今日の建物は1676年に建設され、カルトゥジオ会総会も開かれる広大なものである。またシャルトルーズの名をとった特産リキュールは有名。

[鶴岡賀雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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