カルトゥジオ会(読み)かるとぅじおかい(その他表記)Ordo Carthusiensis ラテン語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カルトゥジオ会」の意味・わかりやすい解説

カルトゥジオ会
かるとぅじおかい
Ordo Carthusiensis ラテン語

1084年フランスのグルノーブル付近のシャルトルーズに、聖ブルーノにより開かれたキリスト教修道会で、純粋に観想的な隠修士の生活を実践する。修道士は独立した庭と仕事場寝室をもつ小房に1人で住み、二度の食事と聖務のほかは各自の房で祈り、読書、手仕事などに過ごす。週に一度の散歩のほかは厳格な沈黙が守られ、肉食はしない。白色の修道衣をまとい、独自の様式ミサを行う。その数は多くなく、生活は厳しいが精神は自由で、キリスト教の修道生活の一つの理想たり続けている。

[鶴岡賀雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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