…すりガラス,あるいは一般的にプラスチックを含めてマット面に結像させる方式は,カメラ・オブスキュラ以来用いられ,二眼レフカメラをはじめ一眼レフカメラでもそのファインダーに採用されているが,この方法は必ずしも鋭敏なものとはいいがたい。そこで現在の一眼レフは,マット面のほかに焦点板の中央部にスプリットイメージとかマイクロプリズムといったピント検出機構を備えているのがふつうである。前者はピント板の中央部に,中心を通る水平線を境に上下逆勾配のくさび型プリズム(ウェッジプリズム)を配し,その最急勾配線を側面から見て互いに交わる点がピント面になるようにしたもので,ピントが外れたときは縦線が不連続になるので鋭敏な検出法になる。…
※「スプリットイメージ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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