スポンゴアデノシン

化学辞典 第2版 「スポンゴアデノシン」の解説

スポンゴアデノシン
スポンゴアデノシン
spongoadenosine

9-β-D-arabinofuranosyladenine.C10H13N5O4(267.24).Streptomyces antibioticusの培養液中に見いだされたヌクレオシド抗生物質で,化学合成もされている.融点257~257.5 ℃.-5°(水).λmax 257.5 nm(log ε 12.7,pH 1),259 nm(log ε 14,pH 13).DNAウイルスに対して広く抗ウイルス活性を示す.DNA合成を阻害するが,RNAやタンパク質合成はあまり阻害しない.LD50 4677 mg/kg(ラット経口).[CAS 5536-17-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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