最新 地学事典 「セマンゴール層」の解説
セマンゴールそう
セマンゴール層
Semanggol Formation
マレー半島Main Rangeの西側,ベントン─ラオプ帯に沿って幅狭く分布する海成三畳系。下位のChert member,中位の砂岩泥岩互層のRhythmite member,上位のConglomerate memberに3分。Main Rangeの東側に分布する同時代のLipis層群と対照的に,Halobiaを特徴的に含みDaonellaも産する。チャート・珪質頁岩から前期ペルム紀後期~三畳紀中期の放散虫化石が,中位と上位の境界付近に含まれる石灰岩から三畳紀のコノドント化石が報告されている。本層は,Sibumasu地塊とIndochina地塊が衝突する前の付加体堆積物とする見解がある(Metcalfe,2021)。
執筆者:波田 重煕・指田 勝男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

