波田(読み)はた

日本大百科全書(ニッポニカ) 「波田」の意味・わかりやすい解説

波田
はた

長野県中央部、東筑摩郡(ひがしちくまぐん)にあった旧町名(波田町(まち))。現在は松本市の中南部に位置する地域。1973年(昭和48)町制施行。2010年(平成22)松本市に編入された。松本電鉄、国道158号が通じる。上高地(かみこうち)から流下する梓川(あずさがわ)が松本盆地西部に形成した扇状地にあり、以前は水不足に苦しみ、村の開発も大部分用水路が開削された江戸末期である。水田のほか段丘上はリンゴモモなどの果樹畑が多い。下原(しもはら)スイカ名産。住宅化が進み人口増加率も高い。

[小林寛義]

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百科事典マイペディア 「波田」の意味・わかりやすい解説

波田[町]【はた】

長野県,松本市の西隣にある東筑摩郡の旧町。梓(あずさ)川南岸を占め,米作,果樹・蔬菜栽培を行う。スイカを特産する。松本電鉄で松本市と結ばれ,宅地化も進んでいる。2010年3月松本市へ編入。59.42km2。1万4914人(2005)。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「波田」の意味・わかりやすい解説

波田
はた

長野県中西部,松本市南部の旧町域。松本盆地西縁部に位置する。1973年町制。2010年松本市に編入。中心集落は梓川右岸の段丘上にあり,南部の多く山地。米作とリンゴ栽培が行なわれる。市中心部への通勤者の住宅地化が進んだ。金属・機械工場も進出した。

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改訂新版 世界大百科事典 「波田」の意味・わかりやすい解説

波田 (はた)

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