たちこもの

精選版 日本国語大辞典 「たちこもの」の意味・読み・例文・類語

たちこも‐の

  1. 枕 「発(た)ち」または「発ちの騒き」にかかる。語義、かかり方は未詳。
    1. [初出の実例]「多知許毛乃(タチコモノ)発(た)ちの騒(さわ)きにあひ見てし妹が心は忘れせぬかも」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三五四)

たちこものの補助注記

「立ち鴨の」の上代東国方言形で、鴨の群がいっせいに飛び立つ時の騒がしさをあらわして「発ちの騒き」に続くと見る説が有力であるが、「立薦(たつこも)」の上代東国方言と見て、同音で「立つ」にかかるとする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 タチ 実例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む