立薦(読み)たつごも

精選版 日本国語大辞典 「立薦」の意味・読み・例文・類語

たつ‐ごも【立薦】

  1. 〘 名詞 〙(むしろ)をつなぎ合わせて屏風(びょうぶ)のように立てて風を防いだもの。たてこも。
    1. [初出の実例]「多遅比野に 寝むと知りせば 多都碁母(タツゴモ)も 持ちて来ましもの 寝むと知りせば」(出典古事記(712)下・歌謡)
    2. 「十一月三日返上 立薦二枚 苫一枚」(出典:正倉院文書‐造石山寺用度返上并収納注文・天平宝字六年(762)一一月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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