ダイヤルMを廻せ!

デジタル大辞泉プラス 「ダイヤルMを廻せ!」の解説

ダイヤルMを廻せ!

1954年製作のアメリカ映画原題《Dial M for Murder》。原作フレデリックノットの同名舞台作品。ヒッチコック監督、グレースケリー、レイ・ミランド主演によるサスペンス・ミステリー。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のダイヤルMを廻せ!の言及

【ケリー】より

…〈クール・ビューティー〉といわれた清楚(せいそ)な美貌で1950年代のハリウッドを代表するブロンドの美人女優として一世をふうびした。とくに〈ブロンドには女の神秘がある〉というアルフレッド・ヒッチコック監督の理想的ヒロインとして《ダイヤルMを廻せ!》《裏窓》(ともに1954),《泥棒成金》(1955)で,ヒッチコックが〈セクシュアル・エレガンス〉と呼び,また〈雪をかむった噴火山〉にたとえた,内に秘めたセックスアピールを発揮した。モデル,舞台女優をへて1951年映画界に入る。…

【立体映画】より

…それをポラロイド眼鏡でふりわけて見ると立体感が得られるというものである。立体効果としては長足の進歩で,《肉の蠟人形》(1953),《ダイヤルMを廻せ!》(195。日本では普通版で公開)などはその代表作だが,2台の映写機を同時に回すので,途中でフィルムを掛けかえるための休憩が必要という不便が生じ,片方のフィルムが折損したとき,もう一方もそのぶんだけカットして画面を合わせねばならぬというめんどうもつきまとった。…

※「ダイヤルMを廻せ!」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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