デジタル大辞泉 「ダブル高気圧」の意味・読み・例文・類語 ダブル‐こうきあつ〔‐カウキアツ〕【ダブル高気圧】 夏、太平洋高気圧とチベット高気圧の二つが通常よりも張り出して、日本列島上空で重なること。また、その状態。アジア大陸から吹く偏西風が蛇行することによって起こり、猛暑をもたらす。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「ダブル高気圧」の解説 ダブル高気圧 夏季に太平洋高気圧とチベット高気圧が日本列島の上空で重なる現象。チベット高原の上空を中心に広がるチベット高気圧が、偏西風の流れの変化によって通常より張り出し、日本列島付近の上空にある太平洋高気圧の上に覆いかぶさることで起こる。二つの高気圧から熱を帯びた下降気流が地表へ向かい、気温が上がりやすくなるため、全国的に猛暑となることが多い。 (2019-8-6) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報