チェゼナ(その他表記)Cesenà

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェゼナ」の意味・わかりやすい解説

チェゼナ
Cesenà

イタリア北部,エミリアロマーニャ州フォルリ県の都市。ボローニャ南東約 82km,アペニン山脈北東麓,サビオ川にのぞむ。エミリア街道の宿場および砦として建設され,1357年フォルリ公の妻モアが教皇軍を撃退したのは有名。教皇ピウス6世と7世の生地。硫黄砂糖ワイン,自動車を産する。イタリア最古の司教座所在地の一つ。ロッカマラテスティアナ城塞 (1381~1450) ,中世写本で知られる図書館 (52) などがある。町の競馬は観光名物。人口8万 7841 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android