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競馬 くらべうま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

競馬
くらべうま

こまくらべ,きそいうま,きおいうまなどともいう。奈良,平安時代に朝廷や貴族間で行われた馬の競走。左右に分れ,各1騎ずつが一の鳥居と二の鳥居の間につくられた直線の馬場で速さを競い,10番の勝負で左右いずれかの勝ちを決める。

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競馬
けいば
horse racing

一般には,馬あるいは馬の引く車に騎手が乗って疾走し,その勝負に賭け合うことを目的とする公認の賭け事をさす。賭けの形態には,(1) 馬主同士が各自の持ち馬の勝利に賭ける,(2) 競馬施行者またはその受託者が独占的に発売する勝馬投票券に賭ける,(3) 私企業ブックメーカーが不特定の客と賭けるなどの種類がある。

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デジタル大辞泉の解説

けい‐ば【競馬】

それぞれの馬に騎手が乗って所定の距離を一緒に走らせ、速さをきそわせるもの。現在は、勝ち馬・着順などを当てる賭けの対象として行われ、競馬法によって認可された団体が勝ち馬投票券(馬券)を発売し、的中者に配当金が支払われる。
競(くら)べ馬」に同じ。
「御祈には百番の芝田楽、百番の一つ物、―、流鏑馬(やぶさめ)」〈平家・一〉
競馬香」の略。

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百科事典マイペディアの解説

競馬【くらべうま】

5月5日,端午の節句の日に朝廷が催した,馬が走る速度を競う競技。1回の競技に左方・右方の2頭ずつで競い,全部で10回行う。左右双方の合計点で勝敗を決する。馬場は,大きく三つの部分から構成されていて,第1の木の位置を馬出(うまだし)と呼んで出発点とし,第2の木の位置で鞭(むち)を入れ,第3の木の辺りに鉾(ほこ)を立てて馬駐(うまどめ)と呼んで決勝点とした。
→関連項目年占

競馬【けいば】

騎馬の競走。スポーツであるとともに,馬券による賭(かけ)が行われるギャンブルでもある。近代競馬は14世紀ころ英国の貴族らが持馬の優劣を競ったことに始まる。18世紀末に馬主が賞金を出し合って勝馬に与えるスイープ・ステークス形式の賭が生まれ,さらに馬券発売の賭に発展。
→関連項目シンザン野平祐二ハイセイコー

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世界大百科事典 第2版の解説

けいば【競馬】

騎馬の競走。定められた条件のもとで2頭以上の馬を走らせ,その勝負を競う。
【歴史】

[西洋]
 現代の競馬は騎馬による戦闘,戦車競走,狩猟などにその起源をもつといわれる。古くはホメロスの《イーリアス》の中にうたわれた戦車競馬にまでさかのぼることができるが,近代競馬の形態が整えられたのはイギリスにおいてである。記録によれば,1377年,プリンス・オブ・ウェールズ(後のリチャード2世)とアランデル伯爵がニューマーケット付近でそれぞれ自分の馬に乗ってレースを行ったとある。

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大辞林 第三版の解説

けいば【競馬】

競走馬に一定の距離を走らせ順位を競う競技。また、その勝馬や着順などを当てる賭け。競馬法による競馬では、前もって馬券(勝馬投票券)を発売し、的中した者には配当金が支払われる。 「 -場」
競馬香 」に同じ。 「千本の蘭鉢・-の香箱/評判記・難波の顔」
くらべ馬うま 」に同じ。 [季] 夏。

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世界大百科事典内の競馬の言及

【ウマ(馬)】より

…能力として問題となるのは役用能力,繁殖能力などであるが,役用能力,とくに輓曳能力については種々の能力検定が行われている。競走馬については競馬というきびしい能力検定の場があって,競馬場でよい成績をあげたものが種馬として高い評価を受ける。選抜された種畜を血縁関係の近いものどうし交配して,その保持している遺伝的な形質を固定するのが内交配である。…

【競馬】より

…定められた条件のもとで2頭以上の馬を走らせ,その勝負を競う。
【歴史】

[西洋]
 現代の競馬は騎馬による戦闘,戦車競走,狩猟などにその起源をもつといわれる。古くはホメロスの《イーリアス》の中にうたわれた戦車競馬にまでさかのぼることができるが,近代競馬の形態が整えられたのはイギリスにおいてである。…

【端午】より

…また,奇(くす)しく霊なる意味から薬の玉を室内に飾り,身につけ,邪気をはらう意があった薬玉(くすだま)は,寿命を延べることから続命縷(しよくめいる)と称し,五色の糸で作り季節の花を,それにつけて贈答する風もあった。平安時代には,天皇が武徳殿に出席して騎射(うまゆみ)と競馬が5日,6日の2日間にわたって行われ,のち宴が催された。武家時代には,印地打(いんじうち)(印地。…

【賀茂競馬】より

…京都市北区上賀茂鎮座の賀茂別雷(わけいかずち)神社で行われる5月5日の競馬神事。〈かものくらべうま〉ともいう。…

【ダービー】より

…競馬の競走名。近代競馬発祥の地イギリスのエプソムEpsom競馬場(ロンドン郊外)で1780年に始まったもので,創設者の第12代ダービー卿スタンリーEdward Smith Stanleyの名をとって命名された。…

【ドロー】より

…スポーツ用語としてのドローの始まりは競馬である。意味は,競走馬を競馬場から引き上げさせて勝負の決着をつけない,つまり,〈無勝負〉ということにある。…

【ナーダム】より

…モンゴルの革命記念日7月11日にウランバートルで行われるもの(国家ナーダム)が最も大きく有名だが,同時にアイマク(州)やソム(県),協同組合その他でも行われる。民族スポーツとは〈男の三競技〉といわれる競馬,弓射,角力(相撲)をさす。競馬は種馬,7歳馬,5歳馬,4歳馬,3歳馬,2歳馬がおのおの28,30,28,25,20,15kmを別々に走り,おのおの先着の5馬をアイルギン・タブ(馬乳酒の5頭)とよんでたたえる。…

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