チュウハシ(読み)ちゅうはし(その他表記)aracari

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チュウハシ」の意味・わかりやすい解説

チュウハシ
ちゅうはし / 中嘴
aracari

鳥綱キツツキ目オオハシ科チュウハシ属に含まれる鳥の総称。この属Pteroglossusの鳥はオオハシ科としては小形で、メキシコ南部からアマゾン川流域にかけて約10種が分布する。1965年(昭和40)に黒田長久がつけた和名で、同時にこの科のほかの小形種にもコチュウハシ属Selenidera、ミドリチュウハシ属Aulacorhynchus、ヤマチュウハシ属Andigenaの和名がつけられた。習性などは大形種と同様である。

浦本昌紀

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android