なまくら四つ(読み)なまくらよつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「なまくら四つ」の意味・わかりやすい解説

なまくら四つ
なまくらよつ

相撲用語。左四つでも右四つでも同じように取れることだが,相手十分の四つに組んでしまうような「よくない」意味で用いられることが多い。幡瀬川や綾昇は,相手不十分の四つ身になる「いい意味」のなまくら四つだった。そこから転じて,甘いものも辛いものも,どちらでも食べる両刀使いのこともいう。

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