ニジカジカ(読み)にじかじか(その他表記)elkhorn sculpin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニジカジカ」の意味・わかりやすい解説

ニジカジカ
にじかじか / 虹鰍
虹杜父魚
elkhorn sculpin
[学] Alcichthys elonagatus

硬骨魚綱スズキ目カジカ科に属する海水魚。茨城県以北の太平洋と山口県以北の日本海の日本各地、オホーツク海、朝鮮半島東岸に分布する。眼上部に平たい房状の皮弁があり、後頭部にも2対の枝分かれしない皮弁がある。前鰓蓋骨(ぜんさいがいこつ)に4本の棘(とげ)があり、最上棘(さいじょうきょく)は2~4本に分かれる。体色は赤橙色で、腹側面に白色斑(はくしょくはん)がある。浅海から水深270メートルにすむ。春に岩の凹みに黄色の卵を産み、雄がこれを保護する。繁殖期の雄は黒みを帯びる。体長は30センチメートルほどになる。刺網や釣りで捕れる。冬が旬で、ぬめりをよく取ってから汁物などにする。刺身にする場合は寄生虫に注意する必要がある。

[尼岡邦夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む