岩石学辞典 「ヌナタク」の解説 ヌナタク 大陸氷床の海岸に近い末端部が氷河から分離する場合に,その分流点に氷面から突出し氷河によって完全に囲まれた三角形の基盤岩の丘または山をいう.西グリーンランドのイヌイット語のnunataqに由来[ランダムハウス : 1994,地学団体研究会 : 1996]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のヌナタクの言及 【氷河地形】より …氷河時代に氷河の表面より上にそびえていた山地は,山麓部が氷食を受けてなだらかな地形となっているのに,山頂部はごつごつした地形となる。これはヌナタクnunatak(エスキモー語に由来)と呼ばれる。南極の山地は下部を氷床に覆われているが,やはりヌナタクと呼ばれる。… ※「ヌナタク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by